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CROSS TALK

47内装株式会社と47インキュベーション株式会社、それぞれで取締役を務める2人。
そんな2人が取締役になるまでの経緯や、今感じている思い、47グループの未来について語りました。

PROFILE

47内装株式会社
取締役

隅中 至誠

2012年新卒入社
中央大学経済学部卒 熊本県出身

47インキュベーション株式会社
取締役

梁原 立寛

2010年中途入社
東京大学文学部卒 大阪府出身

様々な経験を積んで、
事業責任者へ

Q1
入社してから取締役になるまでの変遷は?
梁原

入社してから今まで、お互いに目まぐるしく状況が変わってますよね。隅中さんはどういう変遷でしたっけ?

隅中

僕は2012年に新卒で47に入社して、すぐ店舗仲介チームに配属されました。でも、半年でチーム解散(笑)。その後は通常のオフィス仲介をすることになったんですけど、当時はまだお問い合わせが少なくて。集客の要である「officee」のコンテンツを拡充するために、ひたすらオフィスビルの下見をしてました。入社2年目で、新しくできた内装事業部に異動して、2018年1月に47内装株式会社として分社化し、今に至ります。

梁原

そっか、オフィス仲介をしていた時期って意外と短かったのか。

隅中

そうなんです。梁原さんも、かなり特殊な経歴ですよね?

梁原

僕は大学卒業後に2年ほどスターバックスでアルバイトをして、2010年に中途で47に入社しました。最初は住宅(マンション)の仲介営業をしていて、その後は情シス、マーケティング、経営企画など、色んな部署を経験しました。いわゆる何でも屋さんです(笑)。「officee」のリニューアルを担当した時は、webの知識が無いなかで進めなければいけなかったので、とにかく大変で。夜を徹して作業したこともありましたね。2015年から、新規事業として立ち上がったオフィス家具ECサイト「Kagg.jp」、つまり47インキュベーションを手伝うようになって、2017年から正式に任されました。

隅中

なかなかの変遷ですね(笑)。今は住宅チームも店舗チームもなくなってしまいましたけど‥‥やっぱり初めて配属されたチームのことって未だに鮮明に覚えてるし、色んな思い出がありますよね。

梁原

いきなりこんな話聞くのもあれだけど、隅中さんが今までで一番辛かったのってどんな時でした?

隅中

僕が内装事業部に異動になってすぐの頃ですね。当時の事業責任者が別の新規事業を立ち上げたので、自分一人が内装を任されることになって。今だから言えますけど、あの頃は本当に地獄でしたよ(笑)。内装の知識がまったくない上に、上司不在という状況。ミスも沢山してしまったし、お客様にも工事業者にもめちゃくちゃ怒られましたね‥‥。

梁原

その「別の新規事業」というのが、今僕が任されている47インキュベーションな訳だけども(笑)。当時は僕も隅中さんのことを見ていて「すごく大変そうだな‥‥」と思ってました。よく心折れなかったよね。

隅中

いや、周りには見せてなかっただけで、めちゃくちゃ心折れてましたよ(笑)。でも、数をこなして知識や経験をつけていくしかないので。毎日のように辞めようと思ってたけど、明日も現場、明日も現場、みたいな感じで、考える暇もないくらい忙しくしてました。

梁原

なんで辞めずに踏み止まれたんだろう?

隅中

始めたばかりなのに、途中で逃げるのは悔しいから。あと、最初は怒られることが圧倒的に多かったけど、だんだんとお客様から褒めていただく機会も増えてきて。これが一番の理由かもしれないです。月並みだけど、嬉しい言葉をかけていただくのが何よりの励みになるし、「今までやってて良かった」と素直に思えました。そう思うと、ピンチの時こそお客様に助けていただいてたんだなと思いますね。

取締役という肩書は、
あくまで「役割」

Q2
取締役になって変わったことは?
梁原

隅中さんは28歳の時に、僕は31歳の時に取締役になったんですよね。世間的に見たら結構早い方なのかもしれないけど、実際どう?取締役になって。

隅中

うーん。正直、取締役だからどう、みたいな感覚はあまり無いんですよね。こんなこと言ったらガッカリされちゃうかもしれないけど(笑)。少なくとも、昇り詰めたぞー!みたいな感じではないです。内装の工事現場にも人一倍足を運んでるし、日々やってる業務も他のメンバーとあまり変わらないです。

梁原

そうだよね。僕も、取締役になったからといって全然仕事の内容変わってなくて。世間一般の「取締役」で考えたら、本当は現場で働いてちゃいけないのかもしれないけどね。強いて言えば、飲み会での出費が増えたぐらい(笑)。

隅中

いやー、めちゃくちゃ分かります(笑)。

梁原

役割というか、立ち回り的な部分だと変化はありました?

隅中

あっ、役割は結構変わったかもしれないです。前は毎月の売上金額や進捗も全部僕が管理していたけど、今はマネージャーに任せてますし、僕は基本的に口出しをしないことにしてます。もどかしい部分もあるんですけど、あれこれ口出しするとみんなが育たなくなっちゃうんで。

梁原

なるほど、すごいなぁ。僕、業務をみんなに任せるのが本当に苦手なんですよね。一人で抱えがちというか。結構勇気要りません?

隅中

もちろん、最初はドキドキですよ。メンバーに判断を任せると、「えー、そっちかぁ」と思うような選択をしてくることもあるけど、逆に僕だけだと発見できなかったような気付きがあったりして、結構面白いですね。何でもかんでも指示せずに、メンバー間で相談し合ってもらうようにしたり。47内装は2018年に出来たばかりの会社なので、今までは僕がぐいぐい引っ張っていく感じだったんですけど、少しずつスタイルを変え始めてます。
梁原さんは、普段どんな風にチームをマネジメントしてますか?

梁原

47インキュベーションは、◯◯担当とかいう肩書はあっても、上下関係とか階層みたいなものがなくて、すごくフラットな組織なんです。それは、もちろん僕も含めて。一応「取締役」としての責任は負っているんだけど、日々の業務ではあくまで対等な関係。だから、メンバーからも普通に反論とかされるし、数字と事実で議論をしている感じですね。

隅中

47インキュベーションって、東京と札幌と、離れた場所で社員の皆さんが働いているじゃないですか。一緒に業務を進める上で、大変なことってありますか?

梁原

業務のやりとりだけで言えば、不便なことは全然ないんですよ。でもやっぱり、対面じゃないと分からない温度感があるし、いざっていう時に近くに居られないもどかしさはありますね。そこは常に課題として持っているし、限界を感じる場面もある。なので、みんな遠慮しないで思ったことを発信することが大切かなと。「言わなくても伝わる」は通用しないというか。離れているからこそ、かもしれないですね。

事業成長と
メンバーの人生を
背負っている責任感

Q3
今の立場に求められているものとは?
隅中

僕自身が思うのは、誰よりも現場のことを分かっている取締役でいたいなと。自分の売上うんぬんではなくて真っ先にチームメンバーのことを考えるし、誰に何が起こっても全責任を自分が負う。そういう役割を求められてると思ってます。

梁原

そうですよね。僕自身も、ECサイトを運営する会社の責任者でありながら、誰よりもお客様に近い存在でありたいです。「取締役として十分なパフォーマンスを発揮できてるのか?」という疑問はありますけど‥‥。誰よりも手足を動かして働きながら、その中で組織の将来を考える。そんな役割なのかな、と認識してます。

隅中

「取締役」って言うと、聞こえが良いじゃないですか。みんな、なりたいと思うんですかね?

梁原

どうだろう。僕だったらオススメはしないかも(笑)。

隅中

その心は?(笑)

梁原

なんていうか、取締役になって良かったことはいっぱいあって、沢山成長もしたけど、傷つくことも失ったものも同じくらいある。それぐらいの覚悟が必要だし、それぐらい大変だっていうことですよね。

隅中

確かに、生半可な気持ちでは務まらないですよね。でも僕は、事業計画を立てたり採用について自分で決めたりするのが楽しくて。取締役になったことで出来るようになったことや、得られた視点があるなと思ってます。
事業計画と言えば、以前、年間の売上目標を立てて取締役会で報告した時に、グループの代表から「そんなんで良いの?強気にいかないの?」って言われて。悔しかったから、結局1億増やしました(笑)。

梁原

隅中さんは、とにかく負けず嫌いですよね(笑)。

隅中

昔からそうですね。でも、ちゃんと達成します!別に、がむしゃらに売上をあげようとしてる訳じゃないんです。お客様のためになることを真摯にやっていけば、自ずと事業も成長していくって信じてます。

梁原

責任感っていう意味で言うと、事業もそうなんだけど、僕はやっぱり「人」の部分が大きいかな。47インキュベーションで働いてくれているメンバーの人生を背負っている、という感覚が強くて。

隅中

分かります。それは取締役になったからこそ感じる責任感ですよね。

梁原

みんなが充実してこの会社で働いて、安心して生活できるように、しっかりと事業の基盤を強くしなければならない。今こそ踏ん張り時だと思っています。

「もっと暮らしやすく
なるための
日本づくり」を目指して

Q4
これからの47グループをどう変えていきたい?
梁原

47グループって今、色んな意味で変革期なのかなと思っていて。これから会社が成長していく上で、必要なことって何だと思います?

隅中

僕が47に入社した頃は、まだ47ホールディングスも47内装も47インキュベーションもなかったけど、今は会社が増えて人も増えて、良い意味で役割分担がしっかり出来ている。だからこそ、今一人ひとりがやるべきこと、任されていることを、改めて指差し確認していくべきだと思います。
ふと、目的やゴールが見えなくなる瞬間ってあるじゃないですか。「あれ、何のためにこれやってるんだろう」って。ちゃんと腑に落ちる解を出すためには、個々に対する会社からのメッセージが必要なんだと思うんですよね。

梁原

うん、それは分かるなぁ。「もっと暮らしやすくなるための日本づくり」っていう大きなテーマは、47グループにとって北極星のような存在。そこに共感して集まった人たちだから、目指したい方向はみんな同じなんだよね。会社を良くしていきたい気持ちも同じ。
47グループには今、複数の事業があって、色んな職種の人がいるけれど、それぞれがそれぞれのやり方とか解釈で「もっと暮らしやすくなるための日本づくり」を実現していく。そうやって、グループ全体としても成長していけたら良いですよね。

隅中

目の前にある課題や、数字だけを追っていたら、たぶん成長はできないと思う。個人的には、まだまだ「暮らしやすく」にも「日本づくり」にも全然貢献できていないと思っているので、そこはもっと貪欲に挑戦していく組織にしたいですね。今はオフィス仲介と内装と家具しかないけど、もっと色んな方法があると思うし。

梁原

これまでもそうやって、新しい事業が出来てきたもんね。
47グループってベンチャーなんだけど、グイグイ系の人っていないじゃないですか。みんな和を重んじるし、空気を読むのが上手で、出る杭にならない。もっとみんなが挑戦できるような会社にしていきたいよね。新しい事業が出来たときに、「やりたい!」って手を挙げやすい環境になったらいいな。

隅中

確かにそうですね。そのためには、見本が必要だと思う。「あんな風になりたい」と思ってもらえる存在になるためにも、僕たちのような事業責任者がもっと頑張らないといけないですね。

これから47グループに
参加する仲間へ

Q5
どんな人に参加してほしい?
梁原

個人的には、好奇心ってすごい大事だと思ってる。まだ知らないこと、サービス、社会に対して興味を持てるかどうか。社会人としてのマナーとか、仕事の知識ならいくらでも教えられるけど、好奇心って教えられないんですよね。その人自身に紐づいてるものだから。好奇心があると、身の回りのことに対してはもちろんだけど、まだ見ぬ将来の自分だったり、これから変化していく自分に対しても興味を持って、成長していってくれるんじゃないかと思う。

隅中

好奇心があると、辛い時もプラスに考えられる気がします。

梁原

そうそう。人間って、どうしても現状維持しちゃうでしょ。その方が楽だから。それを唯一変えられるのが好奇心なんじゃないかと思う。
隅中さんの求める人物像は?

隅中

僕はやっぱり、企業理念に共感できる人だと思ってます。そこから先は、適性とかやりたい事を見ながら、所属する会社、担当する事業を見つけていけば良いと思うんですよね。
あとは、お客様の期待に応えようと努力できる人。最初から十分なパフォーマンスが出せる人って、新卒でも中途でもいないと思うんです。知識も経験もゼロなんだから、それが当たり前。大事なのはそこじゃなくて、うまくいかないときでも「お客様の期待に応えたい」っていう気持ちを忘れずにいられる人がいいな。

梁原

その視点は大事。僕もさっき「グイグイ系の人がいない」って言ったけど、ただ事業成長とかお金儲けだけに興味がある人はちょっと合わないと思うんだよね。なんていうか、主語が違う。自分たちじゃなくて、あくまでお客様のためにやりたい、という思いが第一であるべきかな。

隅中

そうですよね。それは新卒も中途も同じだし、事業が違っても共通する部分。これから47グループに入ってくる仲間もそうだけど、僕たち自身の中でも常に忘れずにいたいですよね。

梁原

うん。これからも世の中の「負」を少しでも減らして、もっと暮らしやすい日本づくりに貢献していく47グループでありたい。利益率なんて度外視してるけど、ビジネスとして成り立たせるためにはそのバランスも大事ですよね。
僕たちがしっかりと既存事業の基盤をつくって、新しい事業を生み出すための土台になる。そして、47グループの思いに共感してくれる人と共に成長していけたらいいなと思いますね。